Hallo zusammen! Mihoです。
ビジネス英語のメールにおいて、「~について」「~に関して」と書くことって多いですよね。皆さんはいつもどの単語を使って表現していますか?
私も外資系企業に入りたてのときにはいつも同じ単語ばかり使ってしまっていましたが、海外取引先とメールをやり取りする中で、よりスマートな表現を学んできました。
この記事では実際に使える「~に関して」の表現方法をフォーマルなものからカジュアルなものまでまとめましたので、さっそく明日から活用できるはずです。
① Regarding
“Regarding” は 「~について」「~に関して」を意味する前置詞で、”about”とほぼ同じ意味ですが、ビジネスなどフォーマルな場面で使います。文頭、文中いずれでも使うことができます。
Regarding the ocean freight, could you send us the estimate as soon as possible?
(海上運賃について、できるだけ早期に見積りをお送りいただけませんか?)
② In regard to | with regard to
こちらもフォーマルな「~について」「~に関して」の表現で、同じく文頭・文中どちらでも使えます。
In regard to the down payment invoice, could we settle the payment in the end of next month?
(頭金のお支払いにつきまして、来月末払いでもよろしいですか?)
③ as for, as to
ここでは “as for~” と “as to~“の2種類をご紹介します。
この2つは「~については」「~に関して」という意味は同じですが、使い方が若干異なります。
as for ~の後ろは「人や物」の名詞・代名詞
As for me, I will be joining the conference, but Mr. Smith will not.
(私は会議に出席しますが、Mr. Smithは出席しません。)
通常、文頭で使われることが多いです。
as to ~の後ろは「物」
I am uncertain as to which train I should take.
(どの電車に乗ったらよいか(について)分からない。)
As for が通常文頭で使われるのに対し、as to は通常、文中で使われることが多いです。
④with respect to
こちらも同様に「~に関しては」という意味ですが、英文契約書でも使われる非常に硬い表現。
ここで使われる “respect” は「尊敬」の意味ではなく、「(特定の)点、事項」という意味になり、to の後には「物」が来ます。
With respect to your concerns, let’s discuss tomorrow’s meeting.
(あなたの懸念点については、明日の会議で話しましょう。)
⑤concerning
concerningも同じく「~に関して」「~について」の意味で、文頭・文中どちらでも使えます。
Concerning our back-order for the machinery, is it possible to ship it out within this month?
(入荷待ちの機械に関して、今月中に発送していただくことは可能ですか?)
⑥Speaking of
こちらは「~について言えば」「~の話といえば」というカジュアルな言い方なので、ビジネスメールでは使用しない方がベター。Speaking of~の後には「物」が来ます。
Speaking of movies, I watched “Joker” recently!
(映画と言えば、最近「ジョーカー」を観たよ!
まとめ
いかがでしたか?「~について」とひと言で言っても、フォーマル、カジュアルと場面によって使う単語が異なってきます。
表現の幅を広げることで、スマートな印象になるので、繰り返し実践で使ってみてバリエーションを増やしていきましょう!

