Guten Morgen! Mihoです。
12月に入り、社内でも年末のご挨拶シーズンが始まり、すっかり年末モードになってきました。今回は海外取引先とのビジネス英文メールで使える、年末年始の挨拶をご紹介させていただきます。
まずは文化の背景を理解しましょう
例えば、アメリカは感謝祭を過ぎたころからホリデーシーズンに入り、元日で終了します。
ヨーロッパでも12月に入ると、ぱらぱらと人がいなくなり、メールをしても自動応答で
Thank you for your email. I am out of office until XXXX due to holidays.
Sorry for the inconvenience.
ご連絡ありがとうございます。あいにく、XXXXまで休暇を頂いております。
ご不便をおかけして申し訳ありません。
…と返ってきます。
ヨーロッパ圏だと本格的に仕事が始まるのは1月2日頃となり、日本人がお正月でまったり過ごしているころに始動する感じです。
仕事納めのメールには、気の利いた感謝のひと言を
仕事納めの日には、日本でも年末にお世話になった取引先やクライアントに今年一年お世話になった御礼を末筆に入れますよね。
海外取引先にも感謝を込めて気の利いたひと言を入れると、ぐっと距離が近くなり、良いビジネスリレーションシップが築けるかもしれません。
わたしが実際に使用していた例文をご紹介します。
Wish you all and your families a merry Christmas and a happy new year! (あなたとご家族が素敵なクリスマスと新年を迎えられますように!)
Thank you very much for your continuous support through this year. Best wishes for a new year.
(今年一年大変お世話になりありがとうございました。良い新年をお過ごし下さい。)
クリスマスをお祝いしない国に対しては、Merry Christmasではなく、2番目に挙げたような新年や、Happy holidaysのような文章をおすすめします。
ビジネス英語 新年の挨拶メール例文
そして新年が明けてからの挨拶です。
日本が仕事始めの頃には、欧米企業ではすっかりエンジンがかかっている頃と思われるので、さくっと文頭に新年の挨拶を入れましょう。
わたしが実際に使用していた文章をご紹介します。
A happy new year! I wish you all a successful new year.
あけましておめでとうございます。新年が成功を収める年になりますようにお祈り申し上げます。
I hope you had a wonderful holidays. My very best wishes for the coming year.
良い休暇を過ごせましたでしょうか。新年のご多幸をお祈り申し上げます。
さくっと、というのがポイントです。
長いメールは読む相手の時間を奪うことになりますので、ビジネス英語では好まれません。
Try to make it short!

グローバルに活躍するには文化背景も理解することが必須

今回はさくっとですが、実際にわたしがヨーロッパ企業に勤めていた際に使用していた年末年始の挨拶の英文表現をご紹介しました。
現地ヨーロッパ取引先の担当者には、何も年末年始の挨拶をしてこない人もいましたが、私としてはクリスマスをお祝いしない日本人であっても相手の文化を敬う姿勢として、挨拶や一年を通して挨拶をした方が信頼関係を築いていけると思います。
少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。
