海外の人と英語で電話するとき、名前やメールアドレスのスペルが分からなくて聞き返したり、逆に自分が正しいスペルを伝えることに苦労したことはありませんか?
外国人同士だと、聞きなれない名前を書き留めるのは苦労するもの。
ここでは私が外資系企業で実際に活用している、電話越しで英語のスペルをかっこよく確認する方法についてご説明します。
間違いは大きなミスにつながる!スペルは確実に確認しよう

ビジネスでは日本人同士でも電話越しにメールアドレスを伝えたりするなど、スペルを伝えることは多いですよね。
それを英語で電話越しで行う際には、細心の注意を払い、正しく聞き取り、書き留める必要があります。特に航空業界や旅行業界ではブッキングの際、誤った名前のスペルやメールアドレスを控えてしまうと、大きなミスに繋がります。
例えば、外国人の相手から言われた苗字が聞き取れず、確認したい場合はこのように聞いてみましょう。
How do you spell your (last name)?
または、
Could you tell me how to spell your (last name), please?
いずれも「名字はどのように綴りますか?=スペルを教えてください」という意味です。
単語や名前のスペルの伝え方 ~実用例~

次は相手にスペルを伝える方法です。
実際に私が使用しているものをご紹介します。
A | America |
---|---|
B | Brazil, Book |
C | California |
D | Denmark |
E | Egypt |
F | Finnland |
G | Germany |
H | Holland |
I | Ireland |
J | Japan |
K | Korea |
L | Lima |
M | Mexico |
N | Norway |
O | Omar, Orange |
P | Peru |
Q | Qatar |
R | Russia |
S | Sweden |
T | Turkey, Tunisia |
U | Ukraine, United Kingdom |
V | Vietnam, Venezuela |
W | Wisky |
X | X’ray |
Y | York |
Z | Zambia, Zoo |
だれでも知っている単語ならOK!とにかく明確に伝わることが重要です。
もし迷った場合は、下記の航空業界や旅行業界で使用されている「NATO Phonetic Alphabet」を参照してください。
単語や名前のスペルを伝えるときのフレーズ

最後に、実際にスペルを伝えるときのフレーズです。
例えば、森さんが名字のスペルを伝えるとき。
M for Mexico, O for Oscal, R for Russia, I for Ireland.
このようになります。
For は“As in”に置き換えて “M as in Mexico…” というように表現することもできます。
自分の名前や会社のメールアドレスを声に出して練習しておくと、いざという時にスムーズに口から出てくるでしょう!