Hallo zusammen! Mihoです。
「郷に入っては郷に従え」とはよく言うもので、ヨーロッパではたとえ観光客であっても守るべきマナーがあります。
わたしは今お付き合いしているドイツ人彼氏と初めてのドイツ滞在中、こんなマナーがあったんだ、と学んだことがいくつかありましたので、日本人がうっかりやってしまいがちなマナー違反をシェアしたいと思います。
①鼻をすする

今でこそわたしは日本でも習慣づけるために気を付けるようになりましたが、わたしも本当に悪い癖が抜けずに、いまだにうっかりすすってしまうことがあります。。
しかし、「鼻をすする」はいくら小さい音でもヨーロッパではマナー違反です!!
これは、以前お付き合いしていた南米出身の彼にも日本で注意されたことがあります。マナー違反になる国ははヨーロッパ以外にも多くあるようです。
花粉症の時期で、わたしは鼻炎がひどく、いつも鼻がむずむずしていたので、手元にティッシュがないときにはどうしてもすすってしまっていました。
それを見た当時の彼は、本気で残念がって「かわいい子だと思っていたのに…」と言われてしまいました。笑
この「鼻をすする」行為は、「飲んでいる」という印象になってしまうそう。。。
鼻をすすりたくなったら、「すみません」と言って即座に後ろを向いて鼻をかみましょう!
②店に入るときは、挨拶をしよう

日本では、コンビニなどのお店に入るときにお客さんから挨拶をしませんよね。
ヨーロッパで同じような態度を取ってしまうと、「不機嫌な人」もしくは「怪しい人」という印象になってしまいます。
これは、スペイン短期留学中に、現地の語学学校スタッフの人からアドバイスをされました。
日本と違ってヨーロッパではお客さんと店員が対等な立場。
入店したら、こちらから「Hello」「Hi」など何でもいいので挨拶しましょう。
スーパーのレジでも同じです。にっこり笑って、挨拶。ヨーロッパでは大切な文化です。
・・・現代の日本ではレジで挨拶なんて余程仲良くならないとしませんが、昔の日本にはきっとあったんでしょうね。
③レストランで店員さんを呼ぶとき

日本ではレストランに行くと、店員さんからテーブルに来てくれるか、こちらから「すみません」と言って呼ぶか、便利な呼び出しボタンがありますよね。
ヨーロッパでは、店員さんにアイコンタクトをするか、来るのを待ちましょう。
これは大きな声で呼ぶのは周りの人に迷惑だから、という文化があるそう。
わたしもドイツ人の彼とレストランやカフェに行ったとき、「なんて来るのが遅いんだろう」とつい思ってしまいましたが、彼は「来るから大丈夫だよ」とのんびり構えていました。
東京に住むわたしはやっぱりせっかちなのかな、と思ってしまいました。笑
尚、ドイツでは手を挙げて店員さんを呼ぶのはご法度!
ヒトラーを連想させてしまうので、手を挙げるときには必ず「人差し指を立てて」手を挙げましょう!
④ワインを注ぐのは男の仕事

ヨーロッパではワインなどお酌をするのは、男性の仕事。
これは日本と真逆なので、女性はうっかり癖でしてしまいそうですね。
わたしもつい、せっせと手が動いてしまいそうになりますが、これを女性がしてしまうと「夜の仕事の人」という印象になってしまうそうなので要注意。
ヨーロッパ人のパートナーがいる方は彼を立てるためにも気持ちよく注いでもらいましょう。
ちなみに、南米でも同じようにワインを注ぐのは男性の仕事で、もし女性が注いでいると、周りから男性が横柄な人に映ってしまうそう。
これに慣れてしまうと、日本に帰ってきたときに今度は逆にお酌するのが大変と感じてしまうかもしれませんね。
おわりに

今回は最低限知っておきたい、ヨーロッパでするべきではない4つのマナーをご紹介しました。
これだけでも、気を付けていないとうっかり癖でしてしまいそうなものばかりです。
しかし日本でも同じで、ひとりでも外国人観光客がマナーを守らなかったりすると悪い印象が残ってしまうもの。
日本人としてヨーロッパ旅行に行ったときには、相手の国を敬う気持ちを忘れずに、きちんとマナーを知った上で訪ねていきたいですね。
玄関でコートを脱ぐタイミング、初対面の人との挨拶の仕方、人を紹介する順番、紹介の仕方・され方、テーブルマナーなど、いざという時のためにバイブル的に持っておきたい一冊です♩
