Hallo alle zusammen!
コロナの自粛期間、おうち時間を利用してドイツ映画ばかり観ていました!
ドイツ人の友人からおすすめのドイツ映画を教えてもらったので、今回はコメディを中心におすすめのドイツ映画を3つまとめてみました。
はじめてのおもてなし(2016)
(原題:WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS)
原題は「WILLKOMMEN BEI DEN HARTMANNS」、英訳すると “Welcome to Harmanns」という意味で、妻のひと言で難民を家に受け入れることになったハートマン一家のストーリーです。
リタイアの年齢が近づいても現役を続ける!と言い張る頑固な病院長であり医師のリヒャルト(ハイナー・ラウターバッハ)、とその妻アンゲリカ(センタ・バーガー)。
二人の関係はあまりうまく行っておらず、ある日突然、アンゲリカが難民を家に迎えたいと宣言します。
その中で目を引いたナイジェリア出身の青年・ディアロ(エリック・カボンゴ)を迎えることを決めるが、さまざまな問題が起こり始めます。
ドイツが抱える難民問題をリアルに、そしておもしろおかしく映画の題材としています。
シリアスな題材ではありますが、コメディタッチで気楽に観られる映画なのでとてもおすすめです!
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帰ってきたヒトラー(2015)
(原題:ER IST WIEDER DA)
ドイツ映画は本当にヒトラーを題材にしたナチス・戦争映画が多いのですが、こちらはタイトルにもあるように、ヒトラーが現代に帰ってきた!というコメディ映画。
ティムール・ヴェルメシュの小説の実写版となっています。
ある日、テレビ局をクビになったテレビマンが現代に蘇ったヒトラーに出会い、ヒトラーの物まねをしているコメディアンとしてテレビ局に売り出します。
そのおもしろさ、奇妙さから視聴率は上々。視聴者もまた、「ヒトラー芸人」として信じてやみません。
この映画のおもしろさは、実際にドイツ市民にヒトラーの恰好をした主演、オリヴァー・マスッチが現代の政治の不満に関してなどをリアルにインタビューするところ。
この映画の中では、ヒトラーが「いい人」に映ってしまうような部分もあり、ドイツでは問題作として扱われたこともあったそう。
皆さんはどう感じられるでしょうか?とても興味深い作品です。
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ミケランジェロの暗号(2015)
(原題:MEIN BESTER FEIND)
「ミケランジェロの暗号」の主演は、ドイツで大活躍で私もお気に入りの俳優、モーリッツ・ブライブトロイ。こちらはドイツ映画ではなく、オーストリア映画です。
ユダヤ人美術商の一家、カウフマン家とその一人息子であるヴィクトル。
その一家の家政婦として働いていた家政婦の息子、ルディとヴィクトルは長年の親友でしたが、ある日ヴィクトルは家宝であるミケランジェロの絵画のありかを親友のルディに教えてしまいます。
ナチス政権が本格化する中、ルディは突然、ナチスに入隊。
ユダヤ人であるカウフマン一家は収容所に連行され、ルディは出世欲からナチスにヴィクトルから教えられたミケランジェロの絵画のありかを伝えてしまう。
フィクション映画ではありますが、ナチス政権下の時代背景がリアルに描かれており、くすっと笑える場面も。
そしてラストはすっきりと終わる爽快さ!
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