Hallo zusammen! Mihoです。
ドイツ映画の中でも希少?なラブストーリー。ドイツ版ピノキオに続き、ドイツ語バージョンの「美女と野獣」がアマゾンプライムビデオで配信中です。
実写版「美女と野獣」と聞くと、エマ・ワトソンの方をイメージされる方が多いと思いますが、それ以前にドイツ版の美女と野獣は製作されていたんです!
ドイツ版の美女と野獣ってどんな感じ?と気になる方に向けて、ドイツ版の美女と野獣のあらすじと感想についてシェアしたいと思います。
ドイツ語版 美女と野獣 予告・基本情報
原題:DIE SCHONE UND DAS BIEST
ドイツ版美女と野獣は2012年公開。
低予算で製作されたのか、CGは一切ありません。ドイツらしい本物の森や古城が使われているのため、よりリアルに感じられるところが一番の魅力ではないでしょうか。
子供だけでなく、大人でも楽しめるストーリーです。
監督はマーク・アンドレアス・ボーチャート。
スタッフ・キャスト
原作:ボーモン夫人版 美女と野獣 (1756年出版)
監督:マーク・アンドレアス・ボーチャート
脚本:マーカス・ヘルネック
出演:
エルザ:コルネリア・グレーシェル
アルボ王子(野獣):マキシミリアン・ジモニシェック
エルザのお父さん:ユルゲン・タラッハ
城の召使いアーメル:カロリン・ヴァルター
城の召使いウェンゼル:カルステン・クレイマー
ドイツ版 美女と野獣 あらすじ
父・ヒューゴと二人暮らしの美しい娘エルザは貧しくも優しい父と穏やかに暮らしていました。
ある日、ヒューゴが森へ出かけたところ道に迷い、偶然見つけた古城で一夜を明かします。
その古城でヒューゴは一つの過ちを犯してしまいます。
古城で見つけたバラを娘にプレゼントしようと摘んでしまったところをこの古城の主、野獣に見つかってしまうのです。
野獣はヒューゴの命と引き換えに、城を出て最初に目にした生き物を差し出すように命じるが……。
ドイツ版 美女と野獣のみどころ
「美女と野獣」の実写版は、2014年のフランス版美女と野獣や、2017年のエマ・ワトソン主演の美女と野獣など、各国でリメイクされています。
ドイツ版の美女と野獣はアメリカ版やフランス版のような豪華さはないものの、CGではなく森や古城をふんだんに使い、より物語にリアリティーを持たせているところが一番の魅力。
wikipediaによると、隣国、オーストリアのBurg Finstergrünや、Burg Seebensteinが実際の撮影で使われたそうです。
映画では領主がヒューゴに地代の借金を取りたてに来て、支払うことができないヒューゴは領主に見せしめにあい見世物にされてしまう場面は、本当にこんな時代があったんだなとすごくリアルに感じました。
衣装や美術セットは素朴ともいえますが、時代を感じることのできるドイツらしい仕上がりです。
ドイツらしいといえば、野獣役の王子の背の高さ!
野獣のマスクをしているときは大柄でちょっと怖いくらいでした。笑 ちなみに王子役のマキシミリアン・ジモニシェックは、調べたら身長192cm。怖いはずです。笑
個人的にはラストの王子様が領主と剣で戦う場面や、王子様が片膝を立ててヒューゴ(エルザ父)にエルザとの結婚を申し入れる場面がかっこいいな~と思いました
ドイツ版 美女と野獣を配信しているVODは?
ドイツ版「美女と野獣」は現在、Amazon Prime Videoで配信中。
残念ながら、本作は無料トライアル対象作品外で、レンタル400円となります。
オーストリアの実際のお城にもぜひ注目してみてくださいね。
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