Hallo zusammen! Miho (@Lupo57213030)です。
スペイン・マラガ短期留学についての記事をいくつか書いていますが、実際にその短期留学が実現するまで、実は直前にすべての予約をキャンセルしなくてはならない状況になりました。その裏には、数々のドラマがありました。
新型コロナウイルスで海外渡航が困難になっている中、やりたいことを今やる大切さを身に染みて感じています。今回は「やりたいことならそのときにやるべき!」ということを実体験とともにお伝えしたいと思います。
やりたいと思ったことは、やりなさいというサイン

みなさんは「直感」をどう捉えていますか?
わたしは今まで直感というものを意識はしていなかったものの、今思い返してみると、直感に従って生きてきたなと思います。
ここで言う直感とは「なんとなくそう思ったこと」と定義しますが、2019年に行ったスペイン・マラガ留学も仕事中に「ふと思いついて」、知人でもあった留学代理店を運営する方にすぐその場で問い合わせをしたことが始まりでした。
直感とはもはや、頭で考えたことではなく、心から生まれる望みだと思うのです。
そこから生まれたアイディアがガイドであり、実は頭で考え抜いたことよりも、直感や感覚で動いた方が、良い結果だったことがよくあります。
父が突然の交通事故に~すべてがキャンセルに~

このスペイン・マラガ短期留学は半年前から計画し、学校の予約、フライトの予約、支払いなどすべての準備が整い、後は退職する会社の後任の育成、引継ぎを残すのみとなっていました。
しかし、出発の2ヶ月前のある朝、警察からわたしに電話が。
「大変申し上げにくいのですが、お父様が深夜タクシーに跳ねられました。〇〇病院の救命救急センターで治療を受けています」
頭が真っ白になりました。
当時、父は横断歩道を横切っていたところ、タクシーに跳ねられ、一時は心肺が止まるほどの大けがでした。多数の肋骨を骨折、骨折の影響で肺にも穴が。
幸いにも蘇生し、その後複数の手術、リハビリを経て、現在はびっくりするほどに回復しました。
しかし片親であるため、病院や警察、タクシーの保険会社とのやり取りを全て私がする必要がありました。
とても日本を去って楽しみにしていた留学に行けるほどの余裕はなく、いったん全ての予約をキャンセルすることに。
ここで学んだことは、いくら自分一人の準備が整っていたとしても、周りの環境が許さなければ、元気に海外に行くことはできません。私がそうだったように、学校やフライトの支払いを済ませて、後は行くだけ!という状況だったにも関わらず、全てが流れてしまうこともあるんです。それも、たった数週間の旅行を兼ねた短期留学であったとしても。
予定通りに行かなくて当たり前

結局、その後奇跡的に父は自分で身の回りのことができるほどにリハビリを頑張ってくれ、「もう大丈夫」と思えたところで再度スペイン・マラガ短期留学の予定を立て直し、予定より4ヶ月遅れた夏にやっと実現したのです。

このような体験から、いくら完璧に予定を立てていたとしても、予定通りに行かないことなんていくらでもあるんだと学びました。
考えれば当たり前といえば当たり前。だって、世の中って自分だけで回っているわけではないんですもんね。想定外のこともたくさんあるでしょう。
家族を始め、周りの人に支えられながら生きているんです。
自分が好きなことをできているのなら、それはおおいに感謝するべきこと。だからこそ、自由に羽を伸ばせる環境にいるなら、存分にそこで吸収できることを吸収してほしいと思います。
やりたいときに実行するからこそ、吸収する

このスペイン・マラガ短期留学は退職をしてまで叶えたかったことですが、今の新型コロナウイルス騒動を見ていても、やっぱり、去年のうちに行ってよかった!と思います。
父の交通事故があったにせよ、予約を取り直していくことができました。
可能な限り、やりたいことを先送りしない。
自分の心に従い、情熱があるうちに実行するということは、それだけ吸収力も大きいと感じています。
偶然かもしれませんが、今のドイツ人の彼に会ったのも、スペイン短期留学の後に行ったイタリアにいるときでした。

行きたいときに行く。やりたいことをやる。ということ。それは想像以上に学ぶことは多く、人生において大きな意味を持ちます。
留学に限らずですが、自分の感覚を信じて、やりたいことをやってほしいなと思います。